取材に行こう!! 許可の取り方についても少し説明

絵を描いていると、どうしても参考にできそうな画像が手に入らないときがありますよね。
そんなときは身近に取材に行けそうな場所があれば足を伸ばすのが手っ取り早いです。
今回は取材に行くときの注意点と、敷地内の場合の許可の取り方について説明していきます。

自分で取る写真なら何をしても良い…わけじゃない!!

よく勘違いしがちなのが「自分で取った写真なら著作権的に問題がない」というもの。
これは概ねその通りなのですが、自宅の外だと意外と許可が必要な場所があったりします。

仕事で使う写真を取る場合、例えば公道から撮影した写真なら自由に使えるのですが、公園の敷地内で撮影する場合は管理している自治体(基本的には市町村)から許可を取る必要があります。
他にも一般的には撮影が自由なはずの植物園や動物園(一部禁止される場所もありますが)なども、営利(仕事)目的で使用する場合は撮影自体に許可がいる場所もあります。

つまり、自治体や団体が管理している土地で仕事用の写真を撮影する場合は、基本的には許可を取る必要があります。

(ちなみに、公道から取った写真であっても建物やお店の名前などをそのまま使うとクレームが来る場合があるので、固有名詞は上手く変えておくのが無難です。
変えてもダメなときもありますが、そこは法律ではなく所有者の気持ちの問題なのでケースバイケースです)

許可を取れる場所について

それでは、敷地内で仕事用写真の撮影許可を取る場合について説明します。
まず、この許可は基本的には公園や一部の動植物園などの「一般的には撮影OK」の場所でないと降りないと考えたほうが良いでしょう。

個人のお店や家、一般企業などは我々個人ではまず撮影許可を取ることはできません。
何に使われるかわからないし、個人は信用がありませんからね…
そういうシーンはマール社さんに任せておきましょう。

なので、今回は市町村や動植物園などからの許可の取り方についての説明になります。

公式HPを見よう!

ここからは私が実際に許可を取ったときの流れを含めて説明していきます。

まず、バラのイラスト素材を作るために様々なアングルの写真が必要になりました。
ネットにある写真はトレス不可ですし、なによりネットの画像は魅力的なアングルばかりで極端な角度から撮影した写真が殆どありません。どれも似たりよったりなのです。

そこで時期的にもバラの開花と重なっていたため、まずは北大の植物園を考えました。
公式HPを見てみると、ちょうど一番下に撮影に関する項目があります。
ところがどうやらここは一般でも撮影自体に許可がいる様子。

しかも返事までには時間もかかるとのこと。
これは営利目的は厳しそうだと考え保留に。
研究が本分の施設なので仕方ない。

HPに掲載がなければ電話で問い合わせ

次に考えたのは豊平公園でした。小さな植物園があり、バラも咲き頃です。
ですがこちらは公式HPに写真撮影に関する項目がありませんでしたので、電話で連絡することに。
その後いただいたお返事は以下のようなものでした。

【撮影した写真の商用利用について】
①撮影した写真や、それを元に作成した作品の公園敷地内での販売は禁止
②写真を元に作成したイラストのインターネット上での販売はOK
 ※上記2点については札幌市が管理している公園はどこでも適用される

【写真のインターネット上での掲載について】
◯掲載するブログ等で収益をあげていないこと(非営利目的)、
 写真そのもので利益をあげない目的でなら掲載OK

つまりこちらの目的である、「バラのイラスト素材を作る」目的ではOKということになりました。
一応禁止事項もありますが、①についてはわかりやすいですね。市で管理している場所で、公式の売店と勘違いされそうな売り方は当然ご法度です。
写真を直接掲載する場合でも、収益化しているブログや、写真そのものを利益化する目的(写真販売サイトなど)はだめですよ、ということでした。

こういった禁止事項やOKになる範囲は場所によって異なりますが、概ねこのような回答が返ってくるはずです。
自分が許可を取る場合でも、着地点がわかっていれば相談もしやすくなると思いますのでご参考になりましたら幸いです。

許可をもらえたらいっぱい撮影しよう!

というわけで、今回は豊平公園にて撮影をしてきました。
素材は今年中にはクリスタで販売できたらいいね…という亀のペースですが少しずつ作成しています。
(できたらこの辺にリンク貼っときます…)

※できました!

今回の写真については、このブログは全くの非営利なのでちょっと載せちゃいますね

ツルバラの生え方とか…
ツルバラの絡まるアーチとか…
下側から見たアングルとか…
バラではないんですが、草木生い茂るアーチの内側とか… 目的外のいい写真に出会えるのも取材の醍醐味

(あと今回の写真はちょうど隠れてるのでいいのですが、人が映り込んでしまった写真を掲載する場合は顔などを隠す加工が必要になります)

取材で自分だけの引き出しを作ろう

とにかく今回は貴重な写真がいっぱい取れました!
こういった写真は絵を続ける限り有効な資産かつアイディアの引き出しになりますから、許可を取れた場所があればどんどん繰り出しましょう!

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