ちょっと働きすぎた一般絵描きの反省【メンタルキープ】

実は2022年は割とみっちみちのスケジュールで仕事をしていたのですが、振り返ってみると失敗まみれの1年だったと思ったので、自戒を込めて記事にしてみようと思いました。
2022年の失敗と、2023年の改善点をまとめていきます。

たくさん仕事すればいいってもんじゃない

普段は漫画のアシスタントやゲームの背景を描かせていただいているのですが、こういう仕事はなにかと予定していたスケジュール通りにいかないことがあります。
2022年はドタキャンこそありませんでしが、一部案件で作家さんのやむを得ないご事情による作業量減少が続いたので、代わりに臨時のお仕事で拾っていただくことがありました。

幸い臨時のお仕事先でも次の機会をいただけることが多かったのですが、あくまでも「臨時」なので、翌月も同じタイミングで仕事があるわけではありません。
そのため翌月は他の臨時作業を募集→次に繋がる を繰り返していった結果、いつの間にか臨時のお手伝い先だけで常に3件のかけもち状態になるような時期がありました(レギュラーは3件だったので毎月6案件受けていた状態)

たくさんお声をかけていただけてとっても嬉しかったのですが、あまりにもスケジュール調整が大変だったため「この生活を続けるのはちょっとまずいぞ」と感じてきました。
結構細かくスケジュールが変わる(急に仕事の依頼が入って別案件に日程をずらすお願いをしたりとか…)ので、管理が大変です。

それでもただ忙しいだけならともかく、スケジュールがみっちみちなせいでこれまでお世話になっていた方のご依頼を断る事態になってしまった時が一番心苦しかったです。
私がまだぺーぺーのときから使っていただいていたので、なんだか恩を仇で返してしまった気持ちでした。

その後2023年からは多忙を解消させたのですが、その方法はというと(シンプルに)制作料金の値上げでした。
全然いいよ!といっていただける作家さんがほとんどでしたので仕事が0になることはありませんでしたが、料金が上がったことで漫画の仕上げ作業のご依頼はほとんどなくなりました(背景作画としては標準くらいの料金)

そして今、2023年5月現在は程よい仕事量でほんのりとQOLが上がったので、こういう仕事をしている人の反面教師になればと思い、いくつか2022年のダメだった部分を書き出していこうと思います。

食がおろそかになった

それまではある程度自炊をしていたのですが、2022年は忙しすぎて外食が増えました。
ある程度コンビニやファストフード店が近場に揃っている環境なので外食先には困らなかったのですが、1年近くやってるといい加減飽きました。高いし。あとあんまり美味しくない〜!!

食は人生の妙味とはよく言ったもので、味覚の満足度が減るとめちゃくちゃ日々が退屈に感じます。
そして個人的に一番やばかったのが過去イチ太ったこと。
それなりに運動していたのに腹筋どころか腰のくびれがなくなり、太ももがえぐい太さになりました。
あと、なぜか外食は食べた気にならないので簡単にカロリーオーバーしてしまう。
そうなるとたくさん運動しても痩せません。筋肉はつくけど脂肪が落ちない!!
太ったという事実がストレスになりさらに過食へ…というひどい状態になりました。

その後、2023年からは多忙解消のおかげで以前のように自炊できるようになりました。
外食より遥かに美味しいのでもはや料理自体が楽しくも感じるという…。
忙しかった頃は作業の合間の休憩時間はコンビニ弁当を食べて仮眠を取っていたのですが、
今は30分で料理して20分で食べる時間になっています。
なんなら食後のお茶も用意しちゃう。

そしてもちろん自炊メインになると少ない量でもお腹が満たされるので身体も痩せました。
体型とBMIがもとに戻って大満足。ちなみに食費も2022年のほぼ半分になっています。

絵以外の分野が成長できない

漫画アシスタントに限らず、こういうお仕事は作業をすること自体が「お金をもらいながら技術を磨かせてもらっている」ようなものだと思っています。
自分で習作を作るよりずっと伸び幅が大きいと感じます。
そういう意味では、絵に関しては(真剣に仕事をしていれば)技術はある程度勝手に伸びるものです。

でも、人は所属する世界が1つだけだと、どこかで上手く行かなくなったりしたときに精神的に辛くなってしまうそうです。

だから自分が所属する世界は常に複数持っておくといいよ、という話があります。
例えば「筋トレ」「料理」「絵」「3DCG」「プログラミング」などの違う分野の趣味・仕事を持っていれば、その全てが上手くいかなくなることはそうそうないんだから、どれか一つがダメになったときは他のどれかが自分の支えになってくれるはずだよ、というものです。

ただ、これは他の世界もそれなりに成長している時の話であって、どの分野も停滞していると支えになってくれないんですよね。

そんなわけで2022年はどうだったかというと、仕事して筋トレしてお風呂入って寝るだけという生活が続いてしまったので、仕事以外に良くなったことがほとんどありませんでした。
仕事があるのは良いことだけど、シビアなスケジュール管理のストレスは如何ともしがたく。
筋トレはしていたけど、先のように動けど動けど太ったので達成感もなく…。

ですがそんな精神面も2023年現在は多忙解消によってかなり改善しました。
いまのところ毎月10日間は休日を確保できるようになったので、その期間で趣味の読書をしたりしています。新しいことを覚えるのは純粋に楽しい。
2022年は月の休みが4日間とかだったので、掃除洗濯をしたらほぼ休みなんてあってないようなものでした。

衝動買いが増えた

食べれば太り、動けど太り、絵を描く以外のことがろくにできないとなるといよいよもって精神的にきつくなってきます。

人間のストレスの行き先はある程度決まってますが、私はお酒も飲めないのでその発散先は買い物でした。
元々浪費癖があったものを、イラストレーターに転向してからは消費を絞ってきたにもかかわらず、この期に及んで悪癖が再発しました。

とはいえあまり物を増やすこと自体は好きではないので、使いみちは消え物、化粧品がメイン。
…でも化粧品って上を見るとまぁ〜高いので、自分へのご褒美感覚で買うとなかなかの支出になります。

せっかくたくさん働いてもこういうものに費やしちゃうのは良くないなと自省しました。
というか、化粧品にお金をかけてもストレスを抱えていたらお肌は良くならない…
まず食生活と睡眠が美容の基本…

単純に、稼いだそばから出ていく状況も精神衛生上良くない。すさむ。

そんな悪癖ですが、こちらも2023年から仕事量をほどほどにしてからめっきりと減りました。
今は化粧品はコスパの良いものに切り替えています。
とはいえ、香りものは気分にもよく効くので、ボディクリームなど気に入った香りの製品は今もほどほどに継続しています。寝る前にいい香りに包まれると入眠の質もいい感じ。

多忙で得られたもの

そんな感じで随分荒んだ2022年でしたが、良い点も有りました。

それはストレス解消が上手くなったこと!!

なにかにつけてストレス解消法を調べていくうちにわかったのですが、
幸せホルモンはドーパミン・セロトニン・オキシトシンなど色々あるものの、買い物や過食などで分泌されるのはドーパミンらしく、これは幸せというよりも興奮に近い作用らしい。

というわけで他のホルモンをあたってみることにしたのですが、
そのうちの一つであるオキシトシンの分泌方法がかなり手軽だったので早い段階で取り入れていました。

オキシトシンを分泌する方法。

それは、可愛いぬいぐるみを愛でたり、手触りの良いものをしこたま撫でること…!!!

実際のところ効果は抜群で、2022年はめちゃくちゃぬいぐるみを撫でて生きてました。
字面だけ見るとなんらかの妖怪なんですが、それだけ大変だったということで…

ちなみに最近はもっちりっちプリンちゃんをお迎えしました。
例によって物(しかもデカい)を増やすのは好きではないため、1週間くらい悩んだ末に勇気を出してポチりましたが相当満足度が高いです…
肌触り良いしかわいいしもっちもち。
夜は抱っこして寝て、昼は机の上で作業する姿をじっと見張ってくれています。カワイイカワイイね。

うさぎさんは2022年のナデナデMVP。

結論

やっぱり「仕事し過ぎちゃだめだね」に尽きます。
仕事してると安心するけど、やりすぎても生活の質に悪影響があるのでほどほどにしたほうが良いかもよ、というお話でした。
ぬいぐるみを撫でまくる妖怪にならないよう気をつけましょう。

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